今日、「青山蜂」という箱(クラブ)がニュースになっていた。

渋谷のクラブ「青山蜂」経営者ら3人を逮捕 無許可で未明に営業、風営法改正後の初適用

http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/29/seizure-a-club_a_23346190/

 

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個人的にものすごく思い入れがあるわけではないけど、僕が大学を卒業し、東京に来たときから4、5年くらい、よく遊びに行っていたし、たまにDJも出させてもらっていた。

今日、古い友人から「アフロもDJしてたよね」って連絡をもらった。

SNSのタイムラインも「まじか…」ってざわざわしているけど、若干、しょうがないよね、という空気が漂っている。

「思い出の箱だったのにな」と。

 

 

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一方で、同時期、奇しくも、同じく青山の名を冠する「青山fai」も、界隈のSNS上でざわざわしていた。

現場にいた訳ではないので事実は知らないが、あるオーガナイザーの方が、自分がブッキングしたDJに暴力をふるい、事後対応も含めて揉め、レギュラーでやっているイベントが青山faiということで(それ以前の経緯については知らないが)、今回の件だけで言えば、とばっちりのような形で「青山faiはひどい箱」のような印象がSNSを中心に広がっている。

そこに対して、青山faiでイベントをやっているオーガナイザーや、出演しているDJは非常に複雑な気持ちになっているだろう。

 

でも、どうしたらいいのだろう?

だって、箱の話だ。

 

 

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「そうだよな。箱って逃げられないんだよな…。」

数年前、あるオーガナイザーが前売を売りすぎて、箱に入らずクレームが殺到。オーガナイザーはどこかに雲隠れして、箱が大変な思いをした、といった事件を見聞きした時に、ふと、そう思った。

 

僕らがパーティーをやって、楽しんでいるあの場所は、客とも、オーガナイザーとも、出演者とも違って、逃げられない。

どれくらい逃げられないかと言うと、ご近所付き合いもちゃんとやらないといけない。路上にいい気分になって溜まっている客や演者がいたら、注意されるのは箱だ。未成年の飲酒があった場合も、イベントは他所でやればいいかもしれないが、箱は逃げられない。営業停止だ。

箱は、みんなの楽しい時間と思い出に、思いっきりリスクを背負っている。

 

 

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それを踏まえた上で、

改めて箱が何でできているかと言うと、

結局、その場に集まる人でできている

と思うんです。

 

店長、バイトなどの箱の人はもちろん、そこでイベントを打つオーガナイザー、ブッキングされる出演者、呼んだお客さん。そして、楽しかった、いいパーティーだった、となれば、口コミで評判は広がっていく。

人気のクラブは、特にそう。

そこに集まる人が、箱をつくってる。

だから、今回、悲しい思いや悔しい思いをしている人は、箱の人間でなくても、箱を構成している一メンバーではあると思うんです。

 

具体的に、どうした方がいいって話ではないけど、

僕らの楽しい時間と思い出に対してリスクを持っている箱に対して敬意を払いたいし、僕らも箱の人間でなくても、箱を構成する要素の一つだと思えば

もっと言ってもいい時もあるし、育てたり、守ったりする気持ちにもなるんじゃないか、と思った。

 

楽しいことをやっているのに、誰かが不幸になるなんて、元も子もない。

と思います。

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス