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どうも、パーティークリエイターのアフロマンスです。

今年も、佐賀をPRする体験型インドア花見「SAKURA CHILL BAR by 佐賀」を、3/22(金)〜3/31(日)の計10日間、表参道で開催しました。

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昨年は青山通り沿いの路面店、今年はcommune2nd内のIKI-BAという少し奥まったカフェでの開催ということで、正直、集客に不安な部分があったんですが、オープン初日から最終日まで連日行列、平日でも入場規制がかかるほどでした。

 

昨年の開催時、「フォトジェニックのその先へ」というタイトルで、サクラチルバーを通して感じたことを書きました。

2年目のサクラチルバーを終え、今回来場頂いた大先輩であり、IT評論家の尾原和啓さん「インスタに切り取っても自分たちが美しく、切り取られた写真からも切り取れない五感による非日常が伝わる」という言葉を気づきに、新たに感じたことをシェアしたいと思います。

 

 

1、インスタで切り取りきれない体験をつくる

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「フォトジェニック」「インスタ映え」といった言葉が広がって、随分時間が経ちました。

企業も、自治体も、何かとSNSに写真や動画をアップして欲しい。その為に、フォトジェニックなドリンクやフード、絵映えするフォトスポットなどをつくる。

SNSで切り取られる絵を逆算して、イベントや体験を考えることも一般的になってきました。

 

その結果、インスタに映らないもの(例えば、フォトスポット以外の360度の空間、そこで流れる音楽、他の参加者たちの表情や会話、フードやドリンクの味、温度感…etc)をあまり気にしなくなる。だって、頑張っても、どうせSNSに載る部分じゃないから。

そうやって、「インスタで切り取った時の美しさ」だけを基準に体験をつくると、とても薄っぺらいものになります。絵で見てわからなくても、体験した人にはわかる。一瞬流行っても、一過性で終わってしまう。

 

インスタで切り取った時にも美しく、とはいえ、その場に行った人だけが感じることができる「切り取りきれない情報量の体験」がある。

SNSが当たり前の今だからこそ、そんな企画・設計が、重要になってきていると思います。

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2、体験をつくる→世界観をつくる

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インスタに切り取りきれない体験は、どうやってできあがるのか?

最近は、よくイマーシブ(没入)とか、五感を刺激すると言ったりします。

五感は「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」のことを言うけど、その言葉の通りに「映像」「音」「匂い」「食べ物・飲み物」「何か触れるもの」を、ただ用意しただけでは、とても充実した体験にはなりません。

 

あるコンセプトやルールの元で、色んな要素が絡み合って初めて成立する、そんな難易度の高いもの・・・

これを誰でもわかる言葉に直すと、「世界観をつくること」に近いと思います。

 

「体験型」と言うと、どうしても「何をやらせるか」みたいな考えになってしまいますが、そうではなく、「どういう世界に連れて行きたいか」と考える。

そこに行くと「心地がいい」「心が躍る」

自然と「笑顔になる」「体が動く」

コンセプトやルールの元に、立体的な世界をつくり、様々な仕掛けを全身で感じることで、ここでしか体験できないものが生まれる、と思います。

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3、カルチャーが交差して生まれる立体感

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今年のサクラチルバーには、ライフルさんの協賛の元、佐賀県のアーティスト、冨永ボンドさん、江島史織さんのお二方に、アートを制作して頂きました。

冨永ボンドさんは、木工用ボンドを使った絵を書くアーティストで、サクラをテーマに100号サイズの絵を書いてもらいました。

 

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江島史織さんは、書家の方で「肥前名尾和紙」を使用して、サクラチルバーを表現した作品を書いてもらいました。

 

また、店内BGMは「origami PRODUCTIONS」とコラボレーションし、所属アーティストの楽曲を使った専用のMIXをDJ Kazuhiko Asamiにつくってもらいました。

 

こういったことは、別に宣伝材料としてやっている訳でも、ましてやインスタ映えを狙ってやったことでもありません。

サクラチルバーというコンセプトを軸に、様々なカルチャーやアートが重なり合うことで、体験を中心とした世界観が立体的になってくる。

今年はより、それを実感しました。

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世界観は、言葉の壁を越え、世界へ広がる。

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来ていただいた方はわかると思いますが、今年はかなり海外からの参加者が増えました。フランス国営放送や、ドイツのテレビ局など、海外メディアの取材も多数。

特にインバウンド向けの施策をやっている訳ではありません。公式サイトの英訳すらできていない状態。

来ている人に、どこで知ったのかと聞いたら、去年海外から参加した方が書いたレポートが、海外で広まっているそうです。

中には自分の国で、SAKURAで調べると「SAKURA CHILL BAR」の記事が一番上に来る、と言った声までありました。

表参道の小さなバーに、海外や遠方から来ていただけること、そして、人種や国籍関わらず、サクラチルバーの世界観を楽しんでいる様子を見ると、本当に嬉しい。

 

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今年の参加者アンケートの来場理由の1位は、テレビでも、インスタでもなく、リアルな口コミでした。

体験を中心とした世界観をつくることで、インスタはもちろん、リアルな口コミを通じて、熱量が伝播していく。

これからも、人の気持ちが揺れる企画に挑戦して、世界に広めていきたいと思っています。

 

SAKURA CHILL BAR by 佐賀 公式サイト

http://afroand.co/sakurachillbar_sagansake/

 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス