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今晩、KICK OFFの赤い方、フジケンさんのラストDJです。

内容は渋谷のWOMBで、KICK OFFとアフロマンスのOPEN to LAST(最初から最後までやる5時間プレイ)

KICK OFFのことをよく知らない人もいると思うので、僕とKICK OFFの出会いから今に至るまでを振り返ってみました。

 

 

第一印象は最悪だったKICK OFF

KICK OFFというDJユニットをご存知でしょうか。

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赤と青の、DJ2人組。

僕が出会ったのは2014年、泡パとblock.fmとのコラボイベントの時。

block.fm側からの出演者の提案で、「KICK OFFどうですか?」と出てきたのが始まりです。

その時、m-flo ☆TakuさんのCDJ BATTLE大会でグランドチャンピオンになったという触れ込みだったんですが、個人的にはあまり知らず・・・「サブフロアのゲストDJでいいですか?」と返したのを覚えています。

そしたら後日、メインフロアで出る予定だったTJOから「僕の時間を削っていいから、メインフロアに少し出すことできないかな?」と連絡もらい、結果、メインフロアに出演した写真がこのブログのTOPの写真です。

 

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サブフロアでKICK OFFが回す時もTJOが応援にきたり「なんか皆して推すなー」という感じ

 

ただ、人間というのは不思議なもので、自分で良さを発見すると推せるんですが、他の人から「いいよ!いいよ!」と推奨されると、「本当に?」と疑念の気持ちを持ってしまう。

この時の僕も「みんな推すけど、どんな人たちなのかな…?」と思い様子を見てたんですが、赤い方のフジケンさんはすぐに挨拶してくれたんですが、青い方のGOくんは同じ場にいるのに、挨拶どころか僕とは一言も話さず・・・

「チャンピオンだからって調子乗ってて感じ悪いな・・・」というのがKICK OFFの第一印象でした(「挨拶されて当然」と思っているアフロの方が調子に乗ってたんだけどね…w)

 

 

人間力のフジケンさんと、音楽センスのGOくん

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それっきりで終わらなかったのは、ひとえにフジケンさんの人間力によるもの

当たり前なんだけど、人と人が出会っても、どちらかが歩み寄らないと仲良くなんてならない訳です。

そんな時に、フジケンさんは持ち前の人間力で、あんまり仲良くなくても、自ら声をかけ、話して、その後も連絡する。

それを面倒臭がらないし、遠慮もしない。

フジケンさんの歩み寄りがあり、DJに誘い誘われ、次第に仲良くなっていったように思います。

フジケンさんは「気づけば仲良くなってる」という才能の持ち主なんだと思う。

 

かたや、GOくんはちょっと人見知りで、仲良くない人に話しかけたりするのはちょっと苦手。そして、僕も同じような性格なので、あんまり仲良くならず…笑

GOくんと仲良くなったのは一緒にDJをした時からでした。

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DJは言葉を交わすより、プレイを聞いた方がその人がよくわかる。一緒にプレイすればもっとわかる。

そういうものなんです。DJって。

お互い歩み寄ることのない性格の2人ですが、プレイで会話して、音楽的に合ったからこそ、一気に仲良くなりました。

今でも誰とB2Bするなら誰が一番いい?と聞かれたらGOくんと答えます。

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いつかのイベントで、フジケンさんが出れないからと代打をお願いされ、やるなら面白くやりたいなと思って作ったアー写「Afro&Go.」

 

 

DJ47都道府県制覇のアイディアと実現

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元々、実力のある2人

クラブのみならず、昼間のイベントからフェスまで色んなイベントに出演することによって、メキメキと実力を伸ばしていきました。

人柄もいいので、出演オファーも絶えず、「DJ楽しい」というだけであれば、順調だったと思います。

でも、そこに収まりたくないのがKICK OFFだし、だから気が合うんだと思います。

 

今でも覚えていますが、2018年2月20日、泡パの件で、渋谷のロフト近くのカフェでフジケンさんと打合せしていました。

年明けて間もないということもあり「今年はどういう予定なんですか?」と聞いたら、「たまに地方、都内でちょこちょこ」みたいな、うだつのあがらない返事が来たので思わず「もっと挑戦していきましょうよ!例えば、47都道府県制覇とかどうです?クラウドファウンディングもしましょうよ。」というアイディアを出してしまいました。

 

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それが悪夢の始まりだったのです・・・

2018年2月20日、今年の目標ができたぞー的な感じで笑顔のフジケンさん。ここからが大変だったのです。

 

大変だったことを話すときりがないので、かいつまんで話すと

1)全国的な認知度の難しさ

僕たちも常に自覚しなきゃいけないことは、皆が同じスマホの画面を見ている訳ではない、ということ。

SNSでよく見かけるあの人は、場所や業界が変われば無名です。KICK OFFも、頑張って活動して来ましたが、地方のクラブの人からすると「誰それ?」ということも多く、とても大変だったようです。

 

2)全国を飛び回る物理的な大変さ

47都道府県制覇。これほど、言葉にするのは簡単だけど、実現するのが大変なこともないでしょう。

当たり前ですが、KICK OFF本人たちが47都道府県に行かないといけないのです。これが専業で、ツアーのようにできればいいですが、2人とも昼間は勤め人です。

その合間をぬって、47の場所と交渉し、段取りを組み、渡航して、いいプレイをする、というのはとんでもないことです。

 

3)目立つことで叩かれることも

47都道府県制覇やクラウドファウンディングに挑戦し、目立つことによって、SNSやネット上で叩く人もちょこちょこいたそうです。

人の挑戦にSNSやネットで批判をするというのは、本当に残念な時間の使い方だなと思います。その分の気持ちや時間を、自分の挑戦にあてましょう。

 

47都道府県制覇というアイディアは誰でも思いつくアイディアです。

地道に頑張れば、ものすごい腕がなくてもできるでしょう。

でも、これだけ世の中にDJがいるのに、達成した人はほとんどいません。

それは、実現するのが本当に大変だからです。

やり遂げるということが如何に素晴らしいことであり、価値があるのか。

KICK OFFを見ていると気付かされます。

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立ち上げから実現まで、本当に大変だったと思う。本当にKICK OFFはすごい!

 

 

そして、フジケンさんはDJを辞める

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そんな素晴らしいニュースの中で、悲しいニュースも流れてきました。

フジケンさんが2019年いっぱいでDJを辞めるという話。

仕事、家庭、数々のDJが経験し、辞めていく流れ・・・という側面もありますが、もう少し前向きな話のようです。

全国を回って、今のままではダメだと気づいたと。

フジケンさんは裏方に周り、引き続き、KICK OFFをプロデュースし、さらにKICK OFFを前に推し進めていく。

そういう風に聞いています。

 

こうして改めて振り返ると

第一印象が最悪だったKICK OFFは、フジケンさんの人間力とGOくんの音楽センスで、誰よりも仲のよい、本当に信頼できるDJになっていました。

よきDJであり、よき友人であり、よきライバル。

複雑な気持ちは拭えないけど、KICK OFFを前に進めるという意味で、今晩は笑顔で送り出したいと思います。

 


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KICK OFF HOUSE
-FUJIKEN LAST DJ NIGHT-

2019.12.28 SAT
OPEN 23:00 – CLOSE 4:30
@WOMB LOUNGE

KICK OFF VS AFROMANCE(OPEN TO LAST)
and more KICK OFF Friends.

DOOR 3,500YEN
ADV 2,800YEN


 

 

世の中に、もっとワクワクを。

アフロマンス